ジオメトリを計算してみる
■ ジオメトリって何
ネット上でいろいろと中華フレームを見て回っています。
まずはデザインを好みで選んだところで、正直ピンと来ないのがサイズです。
今乗っている自転車は500と表記があるクロスバイクです。
この500はおそらくフレームサイズですね。
下の図でAの寸法がフレームサイズ。
これはパナソニックのロードバイク ORCC12/FRCC12 です。
500だと身長180cmの僕には小さ過ぎる様に見えます。
ところが、こちらのジャイアントのクロスバイクの図によると500だとぴったりです。機種はCONTEND SL 1
手元にあるのが500のフレームサイズのクロスバイクと、もう少し小さい(多分フレームサイズで450位)貰い物のロードバイクだけなので、手持ちの自転車のサイズを基準に選ぶのは難しそうです。
ですので、自分の体形からまずジオメトリを割り出して、それに近いフレームを選定するのが良さそう。ジオメトリというのは上の絵にあるような自転車の側面図に重要寸法を描き込んだものです。
Aliexpressで売っている中華フレームの紹介ページにもジオメトリを真面目に載せてあります。正確さは知りませんが。
■ ジオメトリを計算してみる
こちらの方の記事を参考に自分の適性ジオメトリを計算してみます。
https://fertile-soil.org/cycle/180503
・サドル高
サドル高はBBの中心からシートチューブに沿って真っすぐシートの上面までの高さです。
サドル高=股下寸法×(0.87~0.88)
私の股下は820mm。ぐっと押し当てて830mm。これは脚を閉じて測ったときの値です。
150mmほど脚を開いて測るように書かれている記事もありますが、一旦それは無視して、上の式から
サドル高=820×0.875=717.5cm
・シートポスト(の出ている部分)
一旦仮に100mm
・サドルの厚み(シートポストからサドル上面まで)
仮に40mm
・クランク長(これは計算には使わない)
通常170mm。今、私の乗っている自転車も170mm。
少し身長高めなので172.5mmにしようと思っています。
サドル高さ=シートチューブ長+シートポスト長+サドルの厚み
従って
717.5=シートチューブ長+100+40
シートチューブ長=577.5
あれ、これだとシートチューブ長だけで、ハンドルまでの長さとかは全然わかりませんね。トップチューブ長とかですね。
トップチューブ長をメーカーのカタログから選びます。
ここからいきなり雑になります。
上のCONTEND SL 1はクロスバイクなのでロードから選んでDEFY ADVANCED 2の場合、
身長170~185cmのとき
シートチューブ長:480mm
トップチューブ長:545mm
パナソニックの上の表では
身長180cmのとき
シートチューブ長:550mmまたは560mm
トップチューブ長:545mmまたは551mm
TOREK Émonda SL 5
身長173~180cm(股下81~85cm)のとき
シートチューブ長:533mm
トップチューブ長:560mm
とういか、脚長っ。
以上から大体トップチューブ長545~550mmでいいんじゃないの。
とします(笑)
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